「痩せるためにはパサパサした胸肉を食べ続けなければならない」という思い込みは、今日で捨て去っていい。多くの人が鶏もも肉を避けてきた最大の理由は、胸肉に比べて脂質が高いというイメージだ。だが、その脂質の過半は「皮」に集中している。
仕込みの段階で包丁を一枚差し込み、皮をサッと取り除いて皮なし鶏もも肉にする。たったこれだけの作業で、カロリーと脂質は劇的にカットされるのだ。脂質を削ぎ落としながらも、もも肉特有のジューシーな旨味成分や水分の保水力はそのまま残る。ここに、我慢を強いられない極上の高タンパク低糖質料理が誕生する秘密がある。
さらに重要なのが調理法だ。高温で焼き固めて水分を飛ばすのではなく、弱火でじっくり火を通す蒸し焼きや低温調理を採用すること。肉汁を閉じ込めたしっとり食感が実現し、満足感は圧倒的に高まる。食事の満足度が上がれば、ストレスによるドカ食いも自然と姿を消していくのだ。