地方都市やリゾート地において、愛犬同伴客は今や「最もお金を落とす太客」だ。長野県軽井沢町や静岡県伊豆エリアでは、1泊1室10万円を超えるラグジュアリーヴィラの建設ラッシュが続いている。いずれもプライベートドッグランや天然温泉の愛犬用足湯を備え、予約開始と同時に完売する状態が続いている。
こうしたトレンドは、地域の観光協会や自治体をも巻き込んでいる。過疎化に悩んでいた山あいの温泉街が、街全体を「愛犬フレンドリータウン」として再開発した結果、V字回復を遂げた例もある。地元農家が作る無添加のおやつや、地域の伝統工芸で作るリードや首輪など、関連商品の消費額も跳ね上がっており、地方創生の新たなモデルケースとして熱い視線が注がれている。