大阪府富田林市に拠点を置くPL学園高等学校が誇った圧倒的な強さは、昭和から平成にかけての高校野球界における絶対的な基準だった。その象徴が、1980年代前半に空前絶後のブームを巻き起こした「KKコンビ」こと桑田真澄と清原和博の存在だ。1年生の夏から5季連続で甲子園の決勝または準決勝に進出し、2度の頂点に立った記録は、今なお破られていない。
全国高等学校野球選手権大会と選抜高等学校野球大会を合わせた通算勝利数は96勝。1987年には、主将の立浪和義を擁して史上4校目となる春夏連覇を達成した。幾多の逆転劇を生み出す「逆転のPL」という異名は、他校の球児たちに絶望的なまでの威圧感を与え続けたのである。