プロ野球選手からブルース・リーの宿敵へ!怪優・橋本力の真実にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

1953年、期待の大型外野手としてプロ野球チームの毎日オリオンズに入団した彼は、俊足強肩を武器にグラウンドへ挑んだ。しかし、不幸にも肩の負傷によって選手生命を絶たれる。失意の底にあった男に手を差し伸べたのが、当時の日本の映画産業を強力に牽引していた名門撮影所・大映であった。

球場から撮影スタジオへと舞台を変えた男は、恵まれた体格と優れた運動神経を買われ、大部屋俳優から着実にキャリアを積み上げていく。アスリート時代に鍛え抜かれた体幹と度胸は、ダイナミックな殺陣やアクションで遺憾なく発揮された。銀幕の怪優誕生へ向けた静かな助走が、ここから始まったのだ。