父親である田中健といえば、1970年代に日本テレビ系で放送され社会現象となった伝説の青春ドラマ『俺たちの旅』での熱演が今なお語り継がれている。瑞々しい演技と情熱的な存在感で一躍脚光を浴びた彼は、その後も映画、舞台、そして南米の伝統楽器ケーナの奏者としても唯一無二のポジションを確立してきた。
当時の芸能界では、高橋惠子をはじめとする同世代のトップ女優や名優たちと切磋琢磨しながら、日本のドラマ黄金期を牽引。過酷な現場で磨かれた俳優としてのプロ意識と温かい人間性は、家庭内でも大いに発揮されてきた。家庭を何よりも重んじる父親の姿勢は、娘の情操教育や人格形成に多大な影響を与えたことは間違いない。