日本のテレビドラマ史において、同局が遺してきた足跡は計り知れない。90年代に社会現象を巻き起こした『踊る大捜査線』シリーズは、刑事ドラマの概念を根底から塗り替え、映画化を含めた空前のヒットを記録した。その革新的なスピリットは、今も伝統の「月9ドラマ」をはじめとする数々の看板枠に脈々と受け継がれている。
時代の変化とともに進化を続けるテレビドラマ制作だが、視聴者の感情を揺さぶるストーリーテリングの骨組みは揺らがない。名作のDNAを継承しつつ、多様化する現代社会のリアルをどう描き出すか。現場の制作陣は、常に過去の偉大な実績という壁と向き合いながら、新しい時代の名場面を生み出し続けている。