丙午生まれの真実!迷信と出生率激減の歴史から紐解く運勢の全貌の特集記事を解説します。専門的な知識が満載です。

江戸の戯作が撒き散らした火種は、科学万能を謳った20世紀の高度経済成長期に牙を剥いた。1966年(昭和41年)、前年の合計特殊出生率2.14から1.58へと、わずか1年で約25%も急落したのである。出生数は前年比で約46万人も消失した。

厚生労働省(当時の厚生省)が発表した人口動態統計や、国立社会保障・人口問題研究所が保管する長期データは、この異常事態を生々しく伝えている。人工妊娠中絶の急増、計画的な受胎調節、あるいは出生届の操作。人口統計学の分野において、戦争や大飢饉などの外的要因なしに、純粋な「迷信」だけで一国の出生率がここまで激変した事例は世界中を探しても他に類を見ない。