愛媛・松山といえば司馬遼太郎の歴史小説を原作としたドラマ『坂の上の雲』の舞台としても名高い。明治という激動の時代を切り拓いたパイオニア精神は、現代の地域づくりにも脈々と受け継がれている。歴史文化の重厚なイメージと、みきゃんが持つ親しみやすさのギャップが、独特の観光ブランディングを形成した。
県外からのドライブ観光客が愛媛に入った際、街中を走るみきゃんナンバーの多さに驚くという。一台一台の車が文字通りの広報媒体となり、松山城や道後温泉といった伝統的観光地への誘客を一助する。古き良き歴史とポップカルチャーの融合が、四国のモビリティ空間に豊かな表情を与えている。