青い海を眼下に望むオープンオフィスで、世界各地のエンジニアがノートPCに向き合う。そんな光景が日常となった。県や市による税制優遇措置と手厚い創業支援制度が奏功し、首都圏や海外からの拠点開設が相次いでいる。
進出企業の狙いは単なるコスト削減ではない。琉球大学をはじめとする県内の教育機関との連携による若手IT人材の採用や、アジア市場を見据えた地理的アドバンテージの活用だ。地元出身の起業家も育ちつつあり、Web3やアグリテック(農業技術)、環境テクノロジーなど多様な領域で新しいビジネスが芽吹いている。