ドムドムバーガー相次ぐ閉店の真相!日本初チェーンの課題と最新店舗の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

ドムドムハンバーガーの辿った軌跡を語るうえで、当時の親会社であった株式会社ダイエーの動向は切っても切り離せない。日本の高度経済成長期、ダイエーが全国へ急速に店舗を広げる波に乗り、ドムドムもその敷地やフードコート内へ積極的に出店を重ねた。買い出しに訪れる家族連れにとって、買い物ついでに立ち寄るドムドムは特別な日常の一幕だったのだ。

ところが、2000年代以降に親会社の経営基盤が揺らぎ始めると、状況は一変する。ダイエー店舗の閉鎖や再編が相次ぐにつれ、そこに間借りしていたドムドムも連鎖的に撤退を余儀なくされた。自前のロードサイド店舗を持たず、親会社の商業施設に依存していたビジネスモデルが、ここに来て裏目に出た格好だ。施設の老朽化やテナント契約の満了、さらには郊外型大型ショッピングモールの台頭といった時代の変容に追い詰められたことが、大量閉店の最大の理由である。