地方部における最大の懸念事項である救急医療。搬送先の選定に時間がかかり、命の危険にさらされる「救急難民」の発生を防ぐため、救急隊とのデジタル連携が強化されている。
搬送中の救急車内から心電図やバイタルデータ、カメラ映像がリアルタイムで病院の初診室へ共有される仕組みだ。患者が到着した瞬間には、受け入れ準備が完璧に整っている。一分一秒を争う脳血管疾患や心疾患において、このタイムラグの削減が生死を分ける。地域住民にとって、夜間や休日でも確実につながる救急網が存在することは、何物にも代えがたい安心材料だ。