今大会のトーナメント表を紐解くと、運命のいたずらかのように強豪校が偏る潰し合いのブロックが形成された。連覇を狙う王者、打倒・王者を掲げて血の滲むような血判状を胸に刻んできた挑戦者たち。勝敗を分けた決定瞬間の速報を届けるべく現場の分析を進めると、前半の立ち上がりわずか5分で動いたスコアがそのままゲームの潮流を決定づけたケースが目立つ。
特に中盤でのセカンドボールの拾い合い、そしてサイドを崩す高速カウンターの質が勝敗の分岐点となった。緻密に計算されたセットプレートラップや、土壇場での泥臭いPK戦など、トーナメントの組み合わせが生み出したドラマは一瞬たりとも目が離せない。