かつて「ヴィーガン外食」といえば、サロン風のカフェや健康志向のカジュアルな食堂が中心だった。しかしここ数年で、記念日やビジネスの接待にも利用できるハイエンドなフレンチやイタリアン、寿司のプラントベース専門店が急増している。
完全予約制のカウンターで目の前で仕上げられるコース料理や、ソムリエが厳選したオーガニックワインとのペアリングなど、食の「体験価値」を極限まで高めたアプローチが目立つ。食のバリアフリー化が進んだことで、宗教やアレルギー、主義主張の異なる人々が同じテーブルを囲む光景がごく当たり前になった。