アニメ化において、キャラクターの魅力を爆発的に跳ね上げた立役者が声優の杉山紀彰だ。アーサー・カークランドが持つツンデレのニュアンス、酔っ払い時の崩れた声色、そして時折見せるシリアスなトーンを見事に演じ分けている。キャラクターソング『パブでGO!』などで見せた圧倒的な表現力は、今なおファンの間で語り草だ。
アニメーション制作を手掛けたスタジオディーンの功績も計り知れない。短尺アニメという形式を活かし、テンポの良いギャグと情感豊かなシーンを巧みに交差させた。視覚と聴覚の両面から補強されたイギリスのキャラクター像は、日本国内にとどまらずグローバルなアニメファンを熱狂させる原動力となった。