ショパン国際ピアノコンクールでのセミファイナル進出を皮切りに、世界の名門レーベルであるソニー・クラシカル(Sony Classical)との専属契約を結ぶなど、角野のキャリアは飛躍的なスピードでグローバル化を遂げた。Spotifyなどのストリーミングサービスでも全世界で再生回数を伸ばし続け、世界各国のオーケストラとの共演オファーが引きも切らない。
1日の大半をピアノの前に座って過ごし、移動中のフライトでも楽譜を読み込む日々。ツアーとレコーディングがびっしりと詰まったタイムスケジュールを俯瞰すれば、今は特定のパートナーとゆったりとしたプライベートの時間を確保すること自体が極めて困難であることが窺える。