歴史と激辛グルメが息づく街・大田原市!地元記者が見た最新の魅力の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

刺激的な赤が、街の活性化に一役買っている。大田原市は、日本有数のトウガラシ生産地としての顔を持つ。この特有の強みを生かして推進されているのが、大田原とうがらしブランド化プロジェクトだ。

単に唐辛子を栽培して出荷するだけではない。地元の飲食店や加工業者がタッグを組み、「栃木三鷹(とちぎみたか)」と呼ばれる銘柄を使った辛旨グルメの開発に力を注ぐ。激辛ラーメンから、トウガラシを隠し味に使ったスイーツ、さらにはクラフトビールまで、そのバリエーションの豊かさには驚かされる。

「最初は罰ゲーム扱いされるかと心配しましたが、本物の旨味と辛さのバランスが評価され、リピーターが急増しています」。商店街で中華料理店を営む店主は、満足気に胸を張った。トウガラシを通じた盛り上がりは、観光・地域経済に大きな波及効果をもたらしており、遠方から激辛ファンを引き寄せる強力な磁場となっている。