「オフに設定したはずなのに、気づくと勝手にフィルターが復活している」「設定スイッチ自体が薄表示(グレーアウト)になって変更できない」。こうした怪現象に直面したユーザーが試すべき、裏の対処法が存在する。
最大の原因は、アカウントやネットワークに紐付けられた強制ポリシーだ。特に教育機関のアカウントや、ファミリーリンク等のペレンタルコントロールが有効化されているGoogleアカウントでは、個人の手でセーフサーチ(SafeSearch)をOFFにすることは不可能に設定されている。この場合、個人の独立した別アカウントへ切り替えるか、保護者管理ツール側で制限を解除する以外に道はない。
さらに見落とされがちな裏の原因として、家庭用Wi-Fiルーターや通信事業者が適用しているDNSレベルのコンテンツフィルタリングがある。端末側の設定を変更しても、ネットワークの出口でブロックがかかっている場合だ。この状況を突破する裏技的な対処法として、一時的に携帯キャリアのモバイルデータ通信に切り替えるか、信頼できるVPN(仮想プライベートネットワーク)を経由して接続を迂回する方法が極めて有効となる。また、ブラウザのキャッシュやCookieが過去の制限状態を記憶し続けているケースも多いため、シークレットモード(プライベートブラウジング)での試行やブラウザデータの全削除も即効性のある裏策として機能する。