「大魔神」こと佐々木主浩氏の馬主としての歩みを振り返る上で欠かせないのが、破格の獲得賞金とそれを引き寄せた卓越した相馬眼だ。2026年最新の集計データにおいても、彼が所有してきた競走馬たちが稼ぎ出した総賞金は数十億円規模に達している。トップクラスのGIレースを制する馬をこれほど高確率で見つけ出す馬主は、歴史的にも極めて稀だ。
セレクトセールなどの競り市で彼が注目するポイントは、決して高額な良血馬ばかりではない。骨格のフレーム、歩様のスムーズさ、そして馬の持つ「目」の強さ。長年プロの第一線で培われた直感と徹底的な観察眼が、数多の馬の中から未来のチャンピオンを拾い上げる。その選定精度は、競走馬データ分析サイトのnetkeibaや公式データベースのJRA-VANの各種指標から見ても際立った数字となって表れている。