社会構造の変化や経済的不透明感、過度なSNSのギスギス感に晒される現代人にとって、かつて一世を風靡した「たのしー!」というフレーズは、単なるアニメのセリフを超えた意味を持つようになった。一種のメンタルケア的な逃避行、あるいは心の安全地帯としての機能だ。
ふたばのフレンズスレッドには、どこか世間の喧騒から離れた大人の「ごっこ遊び」のような温かさが残っている。殺伐としたニュースや炎上騒ぎが日々TLを埋め尽くすなか、パークののほほんとした世界観に掲示板特有のブラックユーモアをまぶした空間は、過剰な情報社会に疲れ果てたユーザーたちの隠れ家として機能し続けているのだ。