ツボ押しは安全性の高いケア方法ですが、やり方を誤るとかえって血圧を跳ね上げる危険性があります。最も注意すべきなのは「強い力でゴリゴリ揉むこと」です。激しい痛みを伴う刺激は、体が拒絶反応を起こして交感神経を極度に緊張させ、かえって血管を収縮させてしまいます。
また、人迎のような首周りのツボを左右同時に強く圧迫することは絶対に避けてください。脳への血流量が急激に低下し、めまいや失神を引き起こすリスクがあります。さらに、入浴直後や飲酒時、激しい運動の直後など、すでに血流が著しく変化している状態での実践も控えるのが鉄則です。「心地よいと感じる強さ(痛気持ちいい程度)」を厳守し、深呼吸とセットで行うことが安全な実践の秘訣です。