タンス貯金はなぜ危険?税務署の監視強化と元国税が教える防衛術について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご確認ください。

最も凄絶なドラマが繰り広げられるのが相続の現場だ。いわゆる「マルサ」として知られる国税局査察官や優秀な資産税担当の調査官は、長年の経験と直感、そして精緻なデータ分析を駆使して自宅内に隠された現金を探し出す。

安易な相続税・贈与税節税対策として生前に現金を引き出し、自宅の金庫へ移す行為は、調査官から見れば最も看破しやすい典型的なパターンに過ぎない。被相続人の過去数年間にわたる口座履歴から「定期的な大口引き出し」が発覚すれば、反面調査や自宅の臨場調査へ即座に発展する。仏壇の奥底、押し入れの二重底、庭の植木鉢の陰に至るまで、プロの眼光を欺くことは不可能なのだ。