今注目を集めている 初代アニーから政界へ!山尾志桜里が歩んだ激動の舞台裏と現在について、主要な情報を整理して公開しています。

1986年の春、日本テレビ放送網と東宝が本格的に日本初演を手がけたミュージカル『アニー』。その主演を決める子役オーディションは、当時の演劇界において空前の注目を集めていた。全国から集まった候補者は約9000人。連日のように行われた過酷な歌唱・ダンス・演技の選考を勝ち抜き、初代アニー役の栄冠を射止めたのが、当時小学6年生だった山尾志桜里だった。

彼女が立った青山劇場の舞台は、観客の熱気とプロの厳しい視線が交錯する真剣勝負の場だった。くるくるの赤毛ウィッグにトレードマークの赤いワンピースを身にまとい、愛犬サンディとともに堂々とセンターに立つ姿は、観る者すべての心を掴んだ。幼少期から卓越していた集中力と、観客の感情を一瞬で引き寄せる表現力。その非凡な才能は、すでに単なる「歌の上手な子ども」の枠を完全に超えていた。