では、液晶画面で0800が点滅した際、受話器を取るべきなのだろうか。基本原則は「心当たりがなければ、即座に出ずに一度鳴り止むのを待つ」だ。
現在、自動音声ガイダンスを用いたロボコールや、無差別に発信して応答のあった番号を記録するリスト収集業者が0800を多用している。背後には、相手に金銭的負担をかけない「無料番号」という安心感を逆手に取り、警戒心を解かせようとする心理的トラップが存在する。単なる不用品買取の営業から、個人の資産情報を探る特殊詐欺の初期アプローチまで、リスクのグラデーションは幅広い。もちろん大手電力会社やクレジットカード会社の正当な連絡窓口であるケースも存在するが、本当に緊急であれば留守番電話に要件を残すのが通例だ。