スマートフォン内のプライバシー保護を巡り、プラットフォーム巨頭の動きが激しさを増している。Apple Inc.の最高経営責任者であるティム・クックは、かねてよりユーザープライバシーを基本的人権と位置づけ、暗号化技術の強化を推進してきた。その結果として進化を遂げたのがiOS 写真アプリプライバシー保護機能だ。生体認証を通さなければ隠しフォルダを開くことすらできない強固な仕様へと深化している。
これに対し、Google LLCも対抗軸を打ち出す。クラウドストレージと強力に連動するGoogle Photos Locked Folder Projectを基盤として、端末ローカルとクラウドの双方で機密画像を安全に隔離する仕組みを構築。写真一枚の露出が個人の信用を左右しかねない時代において、両社の技術革新はユーザーの日常を守る大きな盾となっている。