近年、メン地下をめぐる環境で最も懸念されているのが、歌舞伎町などのホストクラブ文化との急接近だ。かつては純粋なファン活動の場であったライブハウスが、一部のグループにおいて「ホスト代わり」の接客場へと変質している。
特に問題視されているのが、ツケ払い(売掛金)に似た後払いシステムや、高額なバースデーイベントでのシャンパンタワー風の課金競争だ。未成年者を含む若い女性が、推しの売上順位を維持するために多額の借金を背負い、風俗店やパパ活へと追い込まれる構造が深刻な社会問題となった。2025年から2026年にかけて、警察庁および消費者庁は悪質事業者への取締りを大幅に強化。無許可での接待行為や不当な売掛回収に対し、厳しい罰則を適用する動きが急速に進んでいるが、地下深くに潜る潜脱行為とのイタチごっこは依然として続いている。