彼が日本芸能界に鮮烈なデビューを果たした原点は、『仮面ライダーフォーゼ』だ。当時から特撮ヒーローとしての圧倒的な存在感を解き放ち、子供たちだけでなく親世代の心も掴んだ。大手芸能事務所である研音の期待を背負い、着実にキャリアを重ねていく中で、彼の体躯と芝居の深みは増していった。
その後、演技派としての評価を決定づけたのが日本アカデミー賞新人俳優賞の受賞だ。単なる「高身長のイケメン若手俳優」という枠組みを軽々と飛び越え、緻密な役作りと圧倒的なフィジカルを武器に独自のポジションを確立。若手時代の特撮ヒーロー作品で培ったアクションのキレと、恵まれた体格が融合したことで、彼の演じる役柄の幅は無限に広がっていった。