チームスポーツの現場でも、地殻変動は止まらない。世界規模での大成功を収めたFIFA女子ワールドカップの熱狂は、各国の国内リーグへと確実に波及している。日本におけるその象徴が、日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグだ。発足当初の模索期を経て、いまや地域密着とプロフェッショナリズムをハイレベルで両立させる存在へと成長した。
週末のスタジアムには、子どもからお年寄りまで幅広い層が詰めかける。ピッチ上で魅せる激しい攻防や洗練されたパスワークは、既存のサッカーファンさえも唸らせる出来栄えだ。選手たちが主導する社会貢献活動やジェンダー平等へのメッセージも相まって、WEリーグは単なるスポーツの枠を超えた社会的なプラットフォームとしての価値を高めている。