テレビ画面特有のダイナミズムを再現するには、いくつかの明快なデザイン原則が存在する。まず欠かせないのが、複雑な背景画像の上でも埋もれない強烈なコントラストだ。文字やイラストの周囲に多重の袋文字(境界線)を重ね、さらにドロップシャドウを効かせる手法は、まさにテレビテロップの伝統的技法と言える。
また、ビビッドな原色系カラーと補色の組み合わせによって、画面全体に躍動感を与える工夫も重要だ。ベクター形式で作成された要素は拡大縮小や色替えが自由自在であり、動画編集ソフトとの連携においても極めて高い柔軟性を発揮する。こうした細部のこだわりが、視聴者の目を釘付けにする圧倒的なアイキャッチを生み出すのだ。