地域を歩くと、まず目に飛び込んでくるのが溢れるほどの緑だ。汲沢エリアのシンボルとも言える白百合公園周辺には、四季折々の表情を見せる豊かな樹林地が広がる。近年の都心回帰熱が一巡し、再び「日常の中に自然がある暮らし」を求める人々が、この地に憩いを求めてやってくる。
特に境川沿いの遊歩道は、朝夕のジョギングやペットの散歩コースとして完全に定着した。遊歩道の再整備が進んだことで、高齢者やベビーカーを押す子育て世代にとっても歩きやすい環境が整っている。都市化が進む横浜市内にありながら、鳥のさえずりを聴きながら過ごせる空間が日常のすぐそばにあることは、住民たちが口を揃えて挙げる魅力の一つだ。