ウォルト・ディズニー・カンパニーの最高経営責任者(CEO)であるボブ・アイガーは、コンテンツ戦略の核としてクリエイティビティの再定義を強く打ち出している。特にウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオにおける若手育成と表現の自由度は、今後の企業成長を左右する最重要課題だ。
短編の集合体という形式は、若手監督が低リスクで斬新なアイデアを試す絶好の実験場となる。巨大な予算を投じる単一の超大作だけに依存せず、多彩な短編を束ねた作品群を市場に投入するアプローチは、急速に変化するグローバルなエンターテインメント市場においてきわめて合理的な戦術と言えるだろう。