アメリカへ本格帰還したホーガンは、ビンス・マクマホン・ジュニア率いるWWEの看板レスラーとして爆発的なブームを巻き起こす。「ハルカマニア」と呼ばれる社会現象を生み出し、プロレス業界を単なる格闘ショーから巨大なスポーツ・エンターテインメントへと昇華させた。
さらに90年代後半、ライバル団体WCWへ電撃移籍すると、まさかのヒール転向を果たす。ニュー・ワールド・オーダー(nWo)を結成し、全世界のファンを呆然とさせた。正義のヒーローから漆黒の悪党へ。変幻自在のセルフプロデュース力こそが、彼を半世紀近くトップに君臨させ続けた最大の武器である。