新宿という土地が持つ最大の強みは、あらゆる国籍やバックグラウンドを持つ人々が日常的に行き交うボトムアップの多様性にある。新生ホールのコンセプトには「ボーダーレスな芸術の共創」が強く掲げられた。
小ホールやリハーサル室では、クラシックや演劇だけでなく、世界各国の伝統芸能や最先端のデジタルメディアアート、ストリートカルチャーを融合させた実験的なワークショップが連日開催されている。バリアフリー設計も徹底され、車椅子スペースの増設はもちろん、聴覚障害者向けの振動体感シートなど、あらゆる人が芸術を等しく享受できる工夫が凝らされた。