活動再開後のアリーナツアー会場周辺は、まさに新旧ファンのスタイリング見本市と化していた。往年のファンは当時の参戦服を大事にクローゼットから引っ張り出し、若い世代のファンは最新のファストファッションや古着を組み合わせて「西野カナスタイル」を現代風に再構築して来場している。
会場近くで取材に応じた20代の大学生は、「母が昔着ていた服とカンカン帽をもらってアレンジして着てきました。西野カナさんの曲はエモいし、ファッションも圧倒的に可愛い。今のトレンドの先を行っていた気がします」と熱っぽく語った。世代を超えた熱量がライブ会場を包み込み、コミュニティ全体でその美学を楽しむ文化が熟成されている。