小学6年生の後半から中学生へと上がるとき、多くの選手が直面するのがいわゆる「中学バスケの壁」だ。ゴールが3.05メートルに高くなり、ボールが6号・7号へと大きくなると同時に、フリースロー距離も一気に一般規格へと広がる。
ミニバスの距離に慣れすぎていると、中学入学直後にシュートが届かない現象や、無理に飛ばそうとしてフォームが崩れるトラブルが多発する。これを防ぐためには、小6の秋以降から徐々に体幹トレーニングを取り入れ、遠心力と脚力を連動させる意識を持たせることが極めて重要だ。
ただし、焦って小学生のうちから一般ラインで打たせるのは逆効果だ。まずはミニバス規定の距離で完璧なフォームを固め、十分な筋力がついてから徐々に距離を伸ばしていく段階的なアプローチが推奨される。