東映特撮は長年、若手俳優の「登竜門」として日本のテレビドラマ業界を支えてきた。松坂桃李や菅田将暉をはじめ、特撮出身者が日本アカデミー賞をはじめとする映画賞の常連へと成長していく構図は、今や業界のスタンダードだ。
1年間にわたる過酷な撮影スケジュール、グリーンバックを用いた特撮技術への順応、生身のアクション、そして何より子どもから大人までを納得させる感情表現。特撮現場で徹底的に鍛え上げられた基礎体力があるからこそ、松坂桃李は重厚なサスペンスから軽快なコメディ、時代劇に至るまで、変幻自在の演技力を発揮し続けている。