エアコンの内部クリーンとは、冷房や除湿運転の停止後に、室内機の中を自動的に乾燥させてカビや雑菌の繁殖を抑えるセルフメンテナンス機能です。
冷房運転中のエアコン内部(熱交換器)は氷水を入れたグラスと同じ状態で、大量の結露水が発生しています。運転をそのまま停止させると、湿度が90%以上の多湿環境が数時間から数日間にわたって維持され、カビにとって絶好の温床となってしまいます。そこで内部クリーンが作動し、送風運転や微弱な暖房運転を組み合わせることで、熱交換器や送風ファン、風の通り道に残った水分を一気に蒸発・乾燥させます。
「エアコンを切ったのに勝手に動いている」「いつまでも運転が終わらない」と感じるケースがありますが、内部クリーンの作動時間は約80分〜120分(1時間半〜2時間程度)が標準です。長時間の運転に見えますが、内部を芯まで完全乾燥させるために計算された制御プログラムによる正常な動作です。