ネット上の投稿やクラフト教室の現場観察において、初心者が「箱が崩れる」「強度が足りない」と悩む原因の8割以上は折り筋の甘さにあります。
紙を折るときに指の腹で撫でるだけでは、繊維にしっかりとした折り癖がつきません。その結果、最後の立ち上げ工程で側面の紙が押し戻され、底面が浮き上がってグラついてしまうのです。
プロが実践する決定的なコツは、爪の背やプラスチック定規の角を使ってしっかりと「アイロンがけ」のように筋をつけることです。特に座布団折りをした後の3等分ラインをくっきりと折っておくだけで、立体化した瞬間に紙自身の張力で角がピシッと90度に固定されます。これだけで、薄いチラシであっても驚くほどの自立安定性を発揮します。