デビュー当時、彼らに向けられる視線には常に巨大な影がつきまとっていた。フロントマンHiroの実兄であるONE OK ROCKのTakaの存在だ。比較されることの宿命、勝手なラベル貼り、そして周囲からの過剰な期待。それらは若きバンドマンたちにとって、時に苛烈な重圧となったに違いない。
だが、彼らは逃げなかった。日本武道館公演や幕張メッセでのワンマンライブをはじめ、泥臭くステージに立ち続けることで、自らの足で立つ強さを証明してみせた。Hiroのボーカルは洗練と狂気を併せ持ち、Sho、Nob、Kid'zらが織りなすソリッドなバンドサウンドは、いつしか「マイファスにしか鳴らせない音」として確立されていったのだ。