万が一、干す時間が長引いて生乾き臭が発生してしまった場合、通常の洗濯を何度繰り返しても匂いは落ちない。モラクセラ菌が分泌するバリア(バイオフィルム)が、通常の洗剤成分を物理的に弾いてしまうからだ。
この悪循環を断ち切る確実な方法が、熱と酸素系漂白剤による殺菌処理だ。50度から60度程度のお湯に過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を溶かし、30分程度浸け置きしてから通常通り洗濯する。熱によって菌のタンパク質構造を破壊し、酸素の泡でバイオフィルムを剥がし取ることで、次に洗濯した際の乾燥時間中の臭い発生を完璧に予防できる。