現在の電力リテール業界において、節約の主役となっているのがデジタルテクノロジーの活用だ。今やほぼ全世帯へ導入が完了したスマートメーターは、30分ごとの電気使用データをリアルタイムで記録している。この詳細データを活用することで、自分がどの時間帯にどれだけの電力を消費しているかが一目瞭然となる。
国内最大級の電力比較プラットフォームを運営する「エネチェンジ」のデータ分析によれば、自身の生活パターンとマッチした新電力事業者や時間帯別プランに乗り換えるだけで、単身世帯でも年間1万5,000円〜3万円以上の削減事例が相次いでいるという。スマートメーターが弾き出すデータを突き合わせれば、無駄な出費の「抜け穴」が瞬時に特定できる時代なのだ。