回避とガードだけでは生き残れない。相手の攻撃を正面から弾き返し、体幹を崩すハイスピードな近接戦闘は、プレイヤーの集中力を極限まで試す。『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』や『Lies of P』が提示した精密な殺陣(たて)のようなアクションシステムは、今や数多の追従作を生み出し、ひとつの独立したサブジャンルを形成した。
コンマ数秒の遅れが即座に死を意味する緊迫感。剣と剣がぶつかり合う鋭い金属音とともに画面に火花が散る演出は、プレイヤーを深いトランス状態へと誘う。一度この「目と手の完全な同期」が生み出す快感に目覚めてしまえば、生半可なアクションゲームでは満足できなくなるはずだ。息をのむドッグファイトのような緊張感を味わいたいなら、近接特化型のアクションに挑むべきだ。