亜麻仁油とえごま油は、どちらも体内で生成できない必須脂肪酸「α-リノレン酸」を50%〜60%以上含む優秀なオイルです。しかし、そのルーツと風味には明確な違いがあります。
亜麻仁(アマニ)油は、アマ科の植物の種子から搾られる油です。わずかにナッツのような香ばしさと、独特のほろ苦さがあるのが特徴です。一方のえごま油は、シソ科の植物であるエゴマの種子から作られます。こちらは比較的サラッとしており、かすかにシソ特有の爽やかな風味が抜ける程度で、無味無臭に近い製品も多く出回っています。
この「わずかな味の差」が、毎日続ける上での最初の分岐点になります。サラダやスープの味を邪魔したくないならえごま油、ドレッシングや納豆にコクをプラスしたいなら亜麻仁油が適しています。