最近の客席を見渡して驚くのは、観客層の幅広さだ。80年代・90年代をリアルタイムで体験した世代はもちろん、SNSやシティポップ・ブームをきっかけに彼の音楽に出会った20代の姿が目立つ。海外からのインバウンド客も少なくない。
デジタル配信時代において、生のグルーヴを体験できる場所としてのライブ価値が爆発的に高まっている。彼が提示する本物のR&Bマナー、圧倒的な歌唱力、そして観客を巻き込むエンターテインメント性は、本物を求める若い音楽ファンの心を急速に掴んでいるのだ。チケット入手が極めて困難になっているのも納得がいく。