見渡す限り広がる巨大な駐車場。かつてはアスファルトの熱気が残暑を煽るだけだった空間が、今や国内有数のクリーンエネルギー生成拠点へと生まれ変わりつつある。見上げるようなソーラーカーポートが隙間なく設置され、日中は広大な屋根が太陽光を効率よく電力へと変えていく。
蓄積された電力はエリア内の店舗で使われるだけでなく、大容量の急速充電ネットワークを介して来場者のEVへと供給される。さらに、災害時には地域の一時避難所および非常用電源供給拠点としての役割を担う協定が結ばれた。民間商業施設が地域の防災・環境インフラの要として機能する新たなモデルケースが、ここで着実に形作られている。