「単に体を温めるだけなら、サウナや長風呂と何が違うのか」という疑問を持つ人も多いだろう。医学的知見から見ても、この療法の最大の特徴は「粘膜からの経皮吸収」と「下半身からのダイレクトな加温」にある。腕や足の皮膚に比べて、性器周りのデリケートゾーンにある粘膜の物質吸収率は数十倍高いとされる。
よもぎに含まれるシネオールやα-ツヨンといった精油成分が、温かい蒸気とともに効率よく体内に取り込まれる。これにより、自律神経の交感神経優位な緊張状態がゆるやかに解除され、副交感神経が優位へと切り替わる。深部体温が約1〜1.5度上昇することで血流が飛躍的に改善し、内臓機能の活性化や老廃物の排出がスムーズに行われるメカニズムだ。