KANさんが紡いだ祈りは、日本の音楽シーンを牽引するトップアーティストたちによって歌い継がれてきました。東日本大震災の復興支援プロジェクトをはじめ、未曾有の国難が訪れるたびに『愛は勝つ』は人々を束ねる象徴となってきました。
代表的なカバーアーティストとして知られるのが、KANさんと生前から深い親交があったMr.Childrenの桜井和寿さん率いるBank Bandです。音楽フェス「ap bank fes」などで披露された圧巻のパフォーマンスは、多くの観客の涙を誘いました。さらに平原綾香さんや、香港の歌神と称されるジャッキー・チュン(張学友)による広東語カバーなど、国境やジャンルを越えてカバーされています。
時代が移り変わり、音楽のトレンドがどれほど変化しても、困難な局面で人々が立ち返るのはいつもこのメロディでした。歴代名曲応援ソングの中でも、これほどダイレクトに人々の生存本能を支え続けた楽曲は稀有と言えます。