名馬フェノーメノの愛称である「まめちん(マメちん)」のルーツは、彼がトレセンに入厩する前の育成期から美浦・戸田博文厩舎に所属していた若駒時代にさかのぼります。
父ステイゴールド、母ディラローシェという血統で生を受けた彼は、幼少期から決して大柄な馬体ではなく、どこかコロコロとした豆のような愛らしさと小柄な体つきをしていました。その親しみやすいルックスと素直な気性を愛でた厩舎スタッフや担当厩務員が、親愛の情を込めて「マメ」「まめちゃん」と呼び始めたことが、やがて「まめちん」へと定着していったのです。
サッカー界の伝説的FWロナウドの愛称「フェノーメノ(怪物)」から名付けられた堂々たる競走名と、厩舎内での「まめちん」というギャップあふれる呼び名は、競馬メディアやファンの間でも瞬く間に浸透し、世代屈指のアイドルホースとして愛されるきっかけとなりました。