視野を世界へと広げると、日本のノコギリクワガタの親戚にあたる海外産 Prosopocoilus 属のスケール感に圧倒される。その頂点に君臨するのが、東南アジアのジャングルに生息する「ギラファノコギリクワガタ(Prosopocoilus giraffa)」だ。
キリン(Giraffe)の名を冠する通り、体長の半分近くを占める圧倒的に長い大顎が特徴で、最大亜種のダイスケ(P. g. daisukei)やケイスケ(P. g. keisukei)は体長110mmから120mm近くに達する。世界最大のクワガタとして、子供からプロのブリーダーまで圧倒的な支持を集めている。
他にも、ゼブラ柄のような美しい模様を持つ「ゼブラノコギリクワガタ」や、鮮烈な赤と黒のコントラストが美しい「アスタコイデスノコギリクワガタ」など、海外産種はカラーリング・フォルムともに百花繚乱の様相を呈している。