2000年代初頭に特徴的な名前を授かった子どもたちが、今や社会人として活躍する時期を迎えている。彼ら、彼女らは自身の名前をどう捉えているのだろうか。
都内のスタートアップ企業で働く男性(24)は、幼少期に難読名ゆえの苦労を重ねた。「初対面で必ず名前の由来を聞かれ、テストの答案用紙でも自分だけ名前を書くのに時間がかかった。子供の頃は嫌で仕方なかった」と振り返る。しかし、大人になった今は評価が一変したという。「ビジネスの現場では一度で覚えてもらえる強力な武器になる。名刺交換の瞬間から会話が弾むメリットは想像以上に大きい」。時代の変化とともに、受け取る側の意識も変化しつつある。