猫の誤飲で命を落とす前に!危険な症状・Ng処置と治療費の全真相の主要なニュースをコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

愛猫が異物を飲み込んだ瞬間を目撃した飼い主がパニックに陥り、家庭内で無理やり吐かせようとして命を奪ってしまう痛ましい医療事故が頻発しています。獣医師の管理下にない素人判断の応急処置は、異物そのものよりも遥かに致命的なダメージを猫の肉体に与えます。

特に以下の4つの行為は、獣医学的に「絶対禁忌」とされています。

1. 食塩を大量に飲ませて吐かせる行為
昭和の民間療法としてネット上に残存している最悪の悪手です。猫の小さな体内に大量の塩分が入ると、急激に血中ナトリウム濃度が跳ね上がり、重篤な「高ナトリウム血症」を引き起こします。嘔吐する前に急性脳浮腫、痙攣発作、多臓器不全を誘発し、数時間でショック死に至る危険極まりない行為です。

2. オキシドール(過酸化水素水)の経口投与
過酸化水素が胃内で発泡する刺激を利用した催吐法ですが、猫のデリケートな消化管粘膜を広範囲に化学熱傷させ、重度の出血性胃炎や急性胃潰瘍、さらには気泡塞栓症を招きます。犬と比較して猫はオキシドールに対する感受性が極めて高く、不可逆的な後遺症を残すリスクがあります。

3. 口や肛門から出ている「紐や糸」を力任せに引っ張る行為
口元や肛門から糸が垂れ下がっているのを見つけても、絶対に引っ張ってはいけません。糸のもう一端が胃や腸の奥深くに引っかかっている場合、引っ張る力によってピンと張った糸がナイフのように腸管の内壁を切り裂き、腸穿孔と汎発性腹膜炎を即座に引き起こします。露出している部分は根元から数センチ残してハサミで切り、そのままの状態で即座に動物病院へ直行しなければなりません。

4. 「うんちで出るはず」と何日も放置する過信
プラスチック片やビニールが偶然うんちと一緒に自然排出されるケースは実在しますが、それはあくまで幸運な結果論に過ぎません。排出を待っている数日間のうちに異物が腸壁を圧迫し、血流障害による腸管壊死を引き起こせば、救命率は劇的に低下します。